京都府では、生産者の高齢化と担い手不足による生産力低下が進みつつある農林水産業に対し、革新的な技術を持つスマート機器等の導入による作業の効率化や軽労化等を推進しています。
本府内において、水稲や豆類等へのスマート機器の導入事例は増えてきていますが、施設園芸へのICTの活用については導入事例が少なく、「使い方が分からない」「費用や電源確保が課題」などの意見もあります。
今回の勉強会では、センシング・自動化などのICT技術を活用した営農に取り組んでいる優良事例の紹介や、低価格又は電源不要で活用できる機器も含めたスマート機器・技術を展示する「京都スマート農業勉強会~ICTの活用について~」を下記のとおり開催します。詳細はチラシをご覧ください。
1 日時
令和6年12月12日(木)、13日(金) いずれも 13:00~16:30
2 会場
12日:ガレリアかめおか 大広間(亀岡市余部町宝久保1-1)
13日:綾部市中央公民館 中央ホール(綾部市里町久田21-20)
3 内容
(1)導入編 スマート農業のポイントと基礎知識(13:05 ~13:20)
(12日)「自宅でハウスの環境を見よう」
京都府丹後農業改良普及センター 専門幹 田中正彦
(13日)「施設園芸のスマート農業~収量増の基礎知識~」
京都府農林水産技術センター農林センター栽培技術開発部
主任研究員 和田豊明
(2)講演 スマート機器の事例紹介(13:25 ~14:05)
(両日)「DIYで始めるスマート農業~アルスプラウト~」
株式会社サカタのタネ ソリューション統括部 佐藤真也氏
(3)府内導入者による事例紹介(14:10 ~14:40)
(12日)「一歩踏み出せば変わるースマート農業が導く収穫の未来」
株式会社京都杉田農園 代表取締役 杉田充氏
(13日)「身の丈にあったスマート農業」
たけばたけ 代表 武田敏和氏
(4)ブース展示(~16:30)
センシング・モニタリング機器・環境制御装置等の展示
(各10ブース程度)
※出展企業様の展示商品、サービスはチラシをご覧ください。
4 対象
府内農業従事者
・スマート技術やセンシング・自動化技術等に興味のある方、
・営農に活用しようと考えている方
企業・大学・地方自治体・関係団体等(各会場50名程度を想定)
5 参加申し込み
入場無料。事前申込制(各会場とも先着50名)。
右下のQRコードからお申し込みください。
チラシに記載のQRコードもしくは
下記URLからでも申込みできます。
https://forms.office.com/r/YLWi1a35Uw
6 主催
京都府、(一社)京都府農業会議
<お問い合わせ>
京都府農林水産部 流通・ブランド戦略課 フードテック・研究推進課(金子)
TEL 075-414-4969
(一社)京都府農業会議 担い手創生部 農業ビジネス課(古川、西田)
TEL 075-417-6888