京都府では、スマート農業(含 水産畜産林業)にも力を入れており、スマート技術の導入を支援しています。既に来期の補助事業(スマート農林水産業実装チャレンジ事業)申請期間は終了しましたが、本事業申請にあたり、採択要件の一つに、
と言うのがありまして、我々農業ビジネスセンター京都の方で、対応しております。もちろん、補助金の申請者ばかりでは無く、将来の導入に向けての全般的な知識を求められる農家様やIT関連各種補助金情報、スマート農業導入でどのようなことが期待出来るのか等効果を尋ねられる農家様等もおられます。今回は京丹後市、木津川市ともオンラインで繋がり個別面談を受けられている様子をご紹介します。
既に、2月17日、18日、19日と3回終了しており、今回の3月17日が最終でした。スマート農業の専門家様とオンラインでお話しいただきました。内容は、主にスマート技術導入に至る背景、導入により想定される効果、そしてそれがもたらす経営面での数値目標などを確認させていただきました。また、今回より、例えばGPSを使った直進性機能を有するトラクター、田植機、コンバイン等の導入にあたっては、その機械で作業した作業エリアや作業内容と連動した「圃場管理システム」や「作業記録管理システム」と連動させたデータ活用が必須となりましたので、そのあたりも確認させていただきました。この「圃場管理システム」や「作業記録管理システム」が、農業生産工程管理GAP(Good Agricultural Practice)を勧めていく上でも活用出来るツールとなりますので、一石二鳥的な役割となります。
後は実際に申請された申請書にて審査されます。農業会議としては、多くの農家様に採択され、作業の効率化や経営面での改善を望むばかりです。